朝から焼きたてのパンが食べたい!そんな家族の希望を叶えるべく、ダッチオーブンでパンを焼いてみました。パン生地はホームベーカリーで作って行くので、意外と簡単に出来ちゃいます。焼きたてフワフワのパンを朝食にいかがですか?
シンプル簡単!ダッチオーブンでパンを焼く手順
ホームベーカリーを使って生地を作るので準備は簡単。パン生地は前日までに用意して冷凍したものを持って行くと便利です。
step
1【キャンプ前日までの下準備】HBで生地作り→1次発酵まで
ホームベーカリーのパン生地コースで生地を作り1次発酵まで済ませる。パン生地の材料はお手持ちのHBレシピ通り、又はお好きなアレンジ用の分量で大丈夫です。
step
2【キャンプ前日までの下準備】小分けに成形して冷凍保存
第1次発酵が済んだ生地を取り出し、小分けにし丸く成形する。ダッチオーブンに並べることを想定して大きさは決めて下さい。成形した生地は1つずつラップで包み冷凍庫で保存。
step
3【キャンプ出発日】冷凍庫からクーラボックスに移し替え
前日に仕込んだ冷凍保存された生地をラップがはがれないように気をつけてクーラボックスに入れて下さい。冷凍することによって1次発酵で発酵がとまっているので生地は膨張していないはずです。
step
4【到着〜就寝の間】生地を取り出しダッチオーブンに並べる
解凍→2次発酵をさせるため、クーラボックスからパン生地を取り出し、ダッチオーブンの底網の上に並べます。生地は膨張するので生地の間に指1本分ほどの隙間がある方が良いです。クッキングシートを敷いて生地を乗せるとダッチオーブンが汚れなくて楽チンです。パン生地を乾燥させないよう、湿ったペーパータオルを生地の上に被せて蓋をしておくと良いと思います。
季節(気温)によってタイミングが変わります!
パン生地の状態をみて、ガチガチにまだ凍っているようであれば昼から、クーラボックスの中で解凍されていたら就寝前にクーラボックスから出しておきます。 夏場は気温が高いため、解凍されている状態になっていれば、翌日の朝、パンを焼く1時間ほど前でも良いかもしれません。解凍→2次発酵させるための時間です。季節や気温にあわせて調節してください。パン生地が約1.5倍ほどの大きさにに膨らんでいればOK!
step
5【パンを焼く朝】生地がおおよそ1.5倍ほどに膨らんでいることを確認
前日から仕込んでおいたパン生地がおおよそ1.5倍ほどに膨らんでいるか確認してください。寒い季節、全然膨らみが足りないこともあります。その場合、ホットカーペットの上に置いて毛布でくるんだりしながら、気温を上げて発酵を促してあげてください。パンを作ったことがない人でも膨らんでくるのが分かると思います。
step
6【朝食の1時間ほど前】炭に火をおこしてパンを焼く
生地の準備がバッチリなのを確認したら火をおこし始めます。だいたい朝食の1時間ほど前が目安です。ダッチオーブンを設置。下の炭は弱火、蓋の上に置く炭は中火程度が目安です。ダッチオーブンを燃やしてしまうのではく、全体的に温めてパンを焼くというイメージです。どうしても下の方が焼けやすく、蓋からパン生地までの距離があるので上の焼加減が弱くなります。
step
7じっくり待って完成!
あとは急がず、じっくりパンが焼けるのを待ってください。20分〜30分ほどでフワ〜っとパンの焼ける香りが漂ってくれば成功です。
写真のパンは上の火加減が弱かったのか、こんがり焼き色が付かずでした。
焼きたてのパンはふわふわ。お好みでジャムやバターを合わせるのもいいけど、焼きたてはそのまま食べても美味しい!ダッチオーブンをお持ちであれば是非チャレンジしてみてください。キャンプの楽しみが増えること間違い無しです。
1度挑戦してみると何となく要領が掴めるはず。あまり神経質にならず、季節や気候によって自分流にアレンジしながらベストな方法を見つけて下さい。いろいろなパン生地の分量で試したり、炭の焼加減を試してみたり、奥が深そうです。
今回はステンレス製のダッチオーブンを使用しました。お手入れが楽チンでスポンジでゴシゴシ洗うのもOK!清潔で気軽に使えるのが魅力です。